家具屋が作るままごとキッチン

 サザンツリーの作るままごとキッチンは時間がかかります・・・。

 本格的な無垢材の家具と同様に、商品的にはそれ以上に時間を費やす場合ももあります。だからといって価
  格が本格家具並みの設定ではいけません。そこがままごとキッチンを作る本職の家具屋さんや職人さんが
  少ない理由です。 もっと簡単にもっと早く作ることは可能です。簡単な構造にして素地調整や仕上げなどの
  時間を減らせばいいのです。 しかしそれでは 「SOUTHERN TREE」 の焼印を入れることは出来ません。
  デザイン性のみで構造的、作り的に木の性質を全く無視したキッチ ンもたくさんありますが、2〜3年で捨て
  てしまっては木がかわいそうです。サザンツリーのキッチンはまず第一に安全を考えます。手に触れる全て
  の角 を丸め、機能的で美しく、楽しく、長く遊べて使っていただけるままごとキッチ ンにしたいと考えていす。
  それではなぜ利潤の少ないままごとキッチンを作るか?ですが、ままごとキッチンというアイテムの重要性を
  感じたからです。 私自身、男兄弟でしたし幼い頃お友達とままごとをした経験もなく 「おままごと」 に関し
  ての知識は最近まで皆無でした。 我が家の娘が2歳になり、お友達の女の子にままごとキッチンを依頼さ
  れたのがきっかけでした。子供達がままごとキッチンで遊ぶ姿を見て 「子供」ではなく「女性」であることにハ
  ッとしました。これは、おもちゃという枠ではなく女性としての感受性を伸ばすための道具だと感じました。
  ままごとキッチンで遊ぶ後姿は2歳にしてママそのものです。キッチンが大好きな男の子もたくさんいますが
  女の子とは少し違った感覚で遊んいるように思います。ままごとキッチンで初めて遊ぶお子様を見て、食器
  の洗い方や料理の仕方、動作のほとんどがママのコピーなのでほとんどのママさんがとてもビックリされ背
  後 を意識するようになるそうです(笑)。

  このような思いで心を込めて作るままごとキッチンです。今後はままごとキッチンと並べて遊べる冷蔵庫やワゴンなども揃える予定です。
  家具屋だからこそ出来る仕上がりのキッチンを子供達の笑顔を常に想像しながら製作にあたります。
 




 
 


サザンツリー ままごとキッチンの特徴

サザンツリーのままごとキッチンは、子供たちに優しい材質・製法で、時間をかけて丹念に作り込まれています。ままごとキッチンが、木に触れあうことの喜びや、子供たちの感受性を伸ばすことに役に立つことを願っています。ごく一部ですが製作の途中をご覧下さい。

 1.


サザンツリーのキッチンに使用する材料は北海道産のパイン材です。家具用の木材と同様に人工乾燥された乾燥材のみを使用します。ホームセンターなどで売っている2x4や1x4といった未乾燥のSPFではないのでご安心ください。

 2.


まずは板つくりからはじまります。約10cmの幅の板を隙間無く貼り合わせて板にします。

 3.


少なくとも半日は圧着します。これが1台分の板です。

 4.


加工済みで販売されている腰壁(背板)は使わず、同じ素材の板を加工します。量産するとかなりの時間が必要になりますが同じ素材の板を使用しないとどうしても違和感がありしっくりといきません。

 5.


価格を可能な限り低く、なおかつ丈夫にしたいので構造的にはビスケットを採用します。

 6.


写真のビスケットがボンドの水分で膨張し強力に接着します。

 7.


扉の調整はやはり鉋(かんな)で行います。これ以外の方法を知りません。

 8.


隙間は極限まで少なくしたいのですがパイン材の伸縮率を考えるとかなり隙間をあけないと後々トラブルになります。

 9.


オーブン扉にはアクリル板を使用しています。お子様の使用するものです、ガラスは危険なので使いません。将来はお洒落なガラスにも変更できるようにアクリルをビス止めではなく建具などで見られるようなガラス押さえの方法でとりつけています。またアクリルは非常に伸縮率が大きいので余裕をもたせて動くように付けています。